医師事務作業補助者の合格率
医師事務作業補助者の資格ですが、
2011年に「医療事務作業補助者実務能力認定試験」がスタートしました。
この結果、医師事務作業補助者に関連する資格は5種類になっています。
この中でも「診療情報管理士医師事務作業補助」という資格があるのですが、
こちらは試験なしで資格取得できます。
日本病院会というところが主催している資格なのですが、講習が2日間開催されます。
この講習を受講すれば、資格を取得できます。
しかし講習はだれでも受講できるわけではなく、
病院に勤務をしていて、一定の基準を満たしていないといけません。
残りの4種類の医師事務作業補助者の資格は、試験が実施されて、
合格をしないと資格を取得することができません。
合格率についても資格によってまちまちですが、その中でも最も難しいといわれているのが、
認定医師秘書(TM)と呼ばれる資格です。
この資格は「医師事務作業補助業務実務能力認定試験」という試験を受験して
合格をすると手に入れられる資格です。
認定医師秘書の試験の合格率ですが、例年20%前後という率で推移しています。
ですから、きちんと勉強をしていても、一発で合格できるかどうかの保証がない、
難易度の高い試験と言えます。
しかし逆にいえば、認定医師秘書の資格を持っていれば、
病院から高い評価を受けられる可能性もアップします。
つまり認定医師秘書の資格を持っていれば、
医師事務作業補助者としての就職の道も開けるということになります。