医師事務作業補助者の需要
医師事務作業補助者の重要ですが、
ここ最近徐々にではありますが増えてきているといわれています。
その背景として、2008年の診療報酬の見直しが大きく関係しているといわれています
。医師事務作業補助者を配置することによって、
病院が受けられる診療報酬が加算されたのです。
つまり病院としてみれば、医師事務作業補助者を多く配置した方が、
より病院の収入アップにつなげることができるわけです。
さらに2010年には、診療報酬の点数がさらにアップしました。
加えて、医師事務作業補助者を病院内で配置をした場合の評価も加わったことで、
より病院側からしてみると医師事務作業補助者をつけることによって生じるメリットが大きくなっているのです。
そこで、医師事務作業補助者の求人案内が大規模病院を中心として、
より多く出るようになっているのです。
これまでは、医師事務作業補助者をつける場合には、
自分の病院に在籍していた医療事務や医療秘書を配置換えすることで賄ってきました。
このため、外部から雇う場合でも、医師事務作業補助者のほかにも、
医療事務や医療秘書の資格を持っているかどうか、
医療の現場での実務経験があるかどうかというところで評価される傾向がありました。
実際今でもその傾向は強いです。
しかし未経験者でもいいという案件も出てきています。
またいったん医療事務として就職をして、
そこでキャリアアップをしてから医師事務作業補助者という方法もあります。
これまでと比較をすると、
未経験者に対しても医師事務作業補助者は門戸を開きつつある傾向があるようです。